著者/緒方 源信さん
個人主義は「生き抜く心」「学び取る心」
仲間主義は「共に生きる心」「共に学ぶ心」
さて、日本人は?
共に生きて共に学ぶ
生き抜いて学び取る
平成17年から出版をされて今回で4冊目になりますが、今回のテーマは何ですか?
辞書にも心という言葉がたくさんあり、日本人は心に親しんでいます。
さらに、日常も心と関わることが多いので、心について考えてみました。
以前からこういった内容に興味があったのですか?
はい、心については、ずっと以前から物と心というように、物に対する心という受け止め方をしていました。
その後、専門学校の校長をしていた頃、観光ビジネスコースの講座でおもてなしの心を受け持ち、心について深く考えるようになりました。
そして人間の心は、「生きる心」と「学ぶ心」に分けられと考えつきました。
生きる心とは物事に感じて、それに反応すること、学ぶ心とは物事を知ってそれを考える心です。
また、心のあり方が、人間関係では極めて大事になります。
そして心は育てられるものであり、一つの文化です。
したがって、日本人の心ということに限定しました。
どういう方に読んでいただきたいですか?
そうですね、心に興味があり、物事を考えるのが好きな方。
子育て中の方、保育園・幼稚園・学校などの先生などなどたくさんの方に読んでいただきたいですね。
あらゆる物事に対して、いつも疑問を持ち、真摯に受け止められ、取り組んでいらっしゃいます。
次はどんなテーマなのか楽しみです。