神様からの贈りもの

著者/幸夏涼さん

少しの勇気と胸いっぱいの感動を

photo_0056_01膠原病の「若年性小児リュウマチ」と、「重症性筋無力症」という二つの難病を患いながらも、明るく前向きに頑張っている中学2年生の少女の詩

病気の症状は、現在 どうですか?

鹿児島の先生のおかげで、今は、学校にも通えています。まだ、日によって体調が良かったり、悪かったりしますが、学校に行って、みんなと授業を受けられるのは、とっても楽しいです。

photo_0056_024年前から、病気を発症して、入退院を繰り返してきたそうですが、その辛い時期に、たくさんの詩とイラストを書かれたとお聞きしましたが。

はい、最初は本にすることは、全く考えてなくて、ただ、自分の気持ちを、一枚の紙に表していくうちに枚数が増えていき、それを見た母が病室の壁に貼り始めたのがキッカケで、病院の先生や看護師さん、付き添いのお母さんの目に止まり、私の詩を読んで感動してくれたり「勇気がでたよありがとう」と、言葉をかけてもらううちに、こんな私でも誰かを感動させたり、元気づけたりすることが出来るんだ、という喜びを感じ、一人でも多くの人に感動を伝えられたらと思い、一冊の本という形にする事にしました。

出来上がった本を手にされての感想はいかがですか?

はい、とっても嬉しいです。この詩画集には、私が経験したこと、感じたことが、いっぱい詰まっています。私と同じ様に病気と闘っている人達や、その家族、そして、この本を手に取ってくださる皆さんに、少しの勇気と胸いっぱいの感動を、届けられたら嬉しいです。

創作活動は今後も続けていきますか?

はい、私もまだまだ病気との闘いは続きますが、いつか本当の元気を取り戻せることを信じて、明るく笑顔で頑張りたいと思います。

縲夏ちゃんの一つ一つの詩と絵に、きっとたくさんの皆さんが励まされ、笑顔になれるはずです。ぜひ一度手に取ってご覧ください。