生きる心の綾錦

著者/緒方源信さん

「三つ子の魂百まで」無意識・潜在意識を育てる

生まれつき持っている心の縦糸に、生まれた後で母親などの強い愛情が横糸となって

今回3冊目の出版ですね?
今回はどういったことをテーマにされていますか?

命と心、そして共存による共栄、この三つが、今の私の課題です。今回、仲間との生涯学習、つまり生涯「学生」、生きている限り「学んで生きる」という活動の結果として、3冊目の「生きる心の綾錦」が出来上がりました。
photo_0054_02ここでは、心が持っている二つの側面、つまり、生きる心と学ぶ心のうち、「生きる心」を取り上げました。

1冊目の「命のすじみちすすむ道」の中では、『汝(な)がさき』という「長崎」と「あなたが先」という掛詞を提唱されていますね。

長崎には、昔から、他所からきた人を温かくお迎えする伝統と習慣があります。これが「おもてなしの心」であり、「思いやりの心」です。そして、「譲り合い」「助け合いの心」でもあります。これらの心は、みな「真心」から出てくるものです。
この「汝がさき」とは、なんじ、つまりあなたが先です、ということであり、長崎の「おもてなしと、思いやりの心」を表しています。
また、あなたが先です、お先にどうぞという「譲り合いの心」も示し、これは「助け合い」にもつながります。これらの心はみんな「長崎の厚い人情」を示します。

今後の出版は、またお考えですか?

そうですね。第4冊目は、「学ぶ心」について、一つの教養論を予定しています。今年、一年をかけて、じっくり取り組むつもりです。ご期待ください。

 今回で3冊目の出版ですが、この本は、これから子育てをされる若いお母さん方に、是非読んでいただきたいと言われてました。また、4冊目の本もまた楽しみにしています。