気づいた時が出発点

著者/一ノ瀬恵介さん・久嗣さん・裕士さん

父の日に感謝を込めてプレゼント!

父が普段から口にしている言葉を一冊の本にして兄弟で出版

この本を出版されるきっかけは?

父の言葉を聞いて、たくさんの方が感動されていました。それがなぜなのか今は理解できていないことも本として残すことで、5年・10年後、壁にぶつかった時に、読み返すことができると考えて、出版することにしました。
本の出版を父の日に合わせようと話し合い、プレゼントすることにしました。

photo_0021_02本が出来上がった感想は?

(恵介さん)この本は、「お前たちの好きなように作っていい」と笑顔で言われ、言葉の選択もすべて任せられました。本に載せなかった、たくさんの言葉の中に父が選んで欲しかったのがあるのではないかと、大変不安でした。それだけに、今回の本づくりにあたっては、親の事を真剣に考え、兄弟で試行錯誤しながら家族が一つになりましたね。
(久嗣さん)この本一冊で父のすべてを伝える事は、もちろん不可能ですが、人からどう思われようと、間違えた道を歩まないよう、凛とした父の生き方を形に残せた嬉しさがあります。生まれて初めて、ほんの少しだけ親孝行が出来た様な気がして、自己満足しています。(笑)

文字は筆文字を使われてますね。

はい、文字とイラストの一部を田端一征さんにお願いしました。短い期間の中で、一つの言葉にいくつかのパターンの書を書いてくださいました。感謝しています。

定価の設定は?

ワンコインの500円あれば学生さんでも、気軽に父の日のプレゼントとして、購入出来るのではないかと思いまして、この価格にしました。また、売上金は、すべてお体の不自由な方へ寄付させていただきます。だから、たくさんの方に読んでいただきたいですね。

 三男の裕士さんは、現在千葉に住んでいらっしゃるそうです。ご兄弟のお父様に対する深い尊敬と愛情が伝わるインタビューでした。