著者/本山三千穂さん
気ままに気負うことなく自然体で“ホッ”とする温もりある文章を
長年、新聞に投稿して採用されたエッセイとイラストを1冊の本にまとめて出版
新聞に投稿されるようになったのはいつ頃からですか?
24年前に投稿したのが最初です。4年ぐらい前に20年の区切りに、ある程度作品が集まってきたので、まとめてみたいと思っていました。
どんな時に書いてるのですか?
夫の趣味である写真撮影の付き合いで、一緒にあちらこちらと色んな所を旅行しました。自然とのふれ合いが心地良く、その時々で感じたことを随筆として書き投稿しました。他の趣味は健康上続けられず、頭の体操として楽しみとなり、紙と鉛筆さえあれば手軽にできるのが私に合っていたのでしょうね。
心掛けていることはありますか?
そうですね、ストレス社会の世の中、つかの間でも”ホッ”とする温もりのある文章をと心掛けています。
最近は、国際人を育てるために英語など重要視されていますが、母国語である日本語は最も大切な基礎であるにも関わらず、失われつつあるのが嘆かわしいです。活字離れを防ぎ、表現力などの言葉の重み大事さを今一度見直して欲しいなと思っています。
これからも気ままに気負うことなく自然体で書き続けていきたいですね。
文章もそうですが、優しくて温かい方でした。これからも素敵な作品が、新聞に掲載されることを楽しみにしています。