イツモノ・イツカ わたしたちが過ごした23のながさき
著者/白石加奈子さん・江崎純子さん
ソシテ・イマデモ わたしたちが暮らした35のながさき
著者/城加奈子さん・青木純子さん
今大切なものは何ですか?
今でも大切なものは何ですか?
親友の二人がそれぞれ別の道を歩みながらも、長崎という共通の場所をテーマに表現した23歳・35歳のドロップス
まず、お二人の関係から?
(純子さん)高校の同級生です。二人ともバレー部のチームメイトでした。
(加奈子さん)青木さんは、キャプテンでした。
「ずっと長崎で育った娘と出たり戻ったりを繰り返す娘」とありますが?
(純子さん)私は、長崎生まれで、結婚するまでは、ずっと長崎在住の生粋の長崎っ子だったのです。
(加奈子さん)私の方は、親の転勤などもあって、長崎で生まれはしたものの、結婚するまでは、3年以上長崎に住み続けたことがありませんでした。
それが、結婚して純子さんは長崎を初めて出ていってしまって…代わりに私は、結婚して、初めて長崎に住み続けている…
それで、外からみた長崎と暮らして思った長崎のことを、本にまとめてみたいと思うようになったのです。
なぜ、今、以前に書いていたものと、近年のものを、ふたつ同時に発行しようと思ったのですか?
(加奈子さん)当たり前のようですが、独身の頃に書いていたものと、今書くものが違っているのです。12年前、会うと話すことは、仕事や恋愛のこと。イベントをどう過ごしたとか、将来の…まあ夢…みたいなことでした。
でも、さすがに今では、子供のこととかが真っ先にきてしまいます。その変わってきた、私たちの日常観みたいなものを、それぞれの本で感じてもらえたらいいなと思っています。
どこで購入できますか?
長崎県内の主要書店と、あと滑石の雑貨店Huaさん、長与町まなび野のカフェ・ド・ジーノさん(TEL.095-887-4704)にも置いて頂いています。
春夏秋冬季節を追って、月ごとに各々、文と絵または写真が見開きで載せてあります。12年の時間とお二人の気持ちの変化を二冊の本を見比べて欲しい本です。