書籍コードについて

『日本図書コード』と『書籍JANコード』について

Q. なぜ今、日本図書コードと書籍JANコードが注目されているのですか?

A. 

ED169書店店頭で書籍を手にとって裏を見ると、そこに『ISBN4・・・』という字が見られます。
それが「日本図書コード」で、ISBNというのは、日本は勿論、世界中で書籍流通の原点になっている国際的な書籍番号です。
また、その他に、日用雑貨や加工食品でおなじみのバーコードが2段で表示されています。
これは「書籍JANコード」といって、上記の日本図書コードを国際的なバーコードで表現したもので、広く流通業務に使用されています。

 

Q. なぜ、コード化が必要なのですか?

A.

現代社会は情報化なしには考えられません。
あらゆる情報の中でも特に「情報のパッケージ」である書籍は、文化的な財として、或いはその多くが商品としてコード化されることによって、はじめて書誌管理や商品流通の情報システムで取扱えるようになります。
書籍はその点数(タイトル数)がきわめて多いだけでなく、国際的な交流も盛んであり、また類似書名のものも多いので、その一つ一つを同定するために、国際的な番号体系によって、『どこの国の、どこの出版社の、何番の本』という、世界で唯一つの番号を、『一つのタイトル、一つのエディション』を単位として番号が決められています。
これが、ISBN(国際標準図書番号体系)といわれるもので、日本ではこれに分類コードや定価を加えて、「日本図書コード」の名で呼んでいます。
この番号の「何番の本」の部分は出版社記号を割り当てられた出版者自身がきめます。
このコードは現在の出版流通においては必須のものになっていますし、図書・資料の整理検索の上でも唯一の共通コードとして重視されており、今やこれを出版物に表示することは出版社(Publisher)の社会的なつとめになっています。

 

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