遺稿集 佐世保市宮地区歴史散歩

著者/中島雄俊さん
(編集:河本令子さん)

故郷を亡き父と共有した本。

生前、長年に亘りまとめてこられた宮地区の歴史を一冊の本に

今回の出版動機は何ですか?

私の父が生前、故郷の佐世保宮地区の歴史をこつこつと調べておりました。本当は存命の内に本にしてあげたかったのですが、なかなか私自身も仕事をしておりまして忙しい日々を過ごしておりました。
今年で父が生誕100年になります。ちょうど13回忌にもあたり、この節目の年に出版してあげるのが私の使命だと思い、弟妹にも相談いたしまして丸2年がかりでやっと仕上げました。

お父様はどのような方でしたか

photo_0015_02そうですね、父は、故郷の宮村をとても愛しておりました。几帳面で、何でも書き留める人でした。仕事をしている年代は、ひたすら資料収集に努めてましたね。語り部の方々とも交流があり、宮村の風習などを聞き詳細にメモをとっていました。宮村は、古い風習がたくさん残っている地域でもありましたから…。

本の内容は?

大きくは三つに分けられております。
一つは、宮地区の歴史散歩二つめは、宮村史談、三つめは、白竜夜話です。
浮立のことも父自身が書いたイラストを入れながら、詳しく載せています。

出版に際してどんな事を留意されましたか?

一番には、父が亡くなってからの作業になりましたので、わからないところがたくさんありました。難しい字もあって、読み方もわからず、漢和辞典を片手に奮闘いたしました。
でも、この本を通して、父との対話ができたような気がいたします。生前の父は、いつも机に向かっていて、あまり感情の起伏もみたことがありませんでした。いろいろな資料をまとめていますと、父が感動して泣いた事などが記してあり、故郷を二人で共有した気持ちになりました。

photo_0015_04どんな方に見ていただきたいですか?

出来るだけたくさんの方に読んでいただけたら嬉しいですね。特にこの宮村を故郷としている方に…。

最後にこの本を欲しい方は、どうしたらいいですか?

長崎・佐世保の主要書店に問い合わせていただくか、ゆるり書房までご連絡ください。

中島さんの長女で、この本をまとめられた河本令子さんは、お父様のお話を懐かしそうにされていらっしゃいました。
宮村の歴史に興味がある方は、ゆるり書房(TEL.095-828-1790)までお問い合わせください。