たぬきのおくのほそ道紀行

著者/堤けんじさん

ポンちゃんポン子ちゃんおくのほそ道を行く!

たぬき絵で知られている堤さんの待望の最新作
たくさんの人に支えられて今回はおくのほそ道紀行

数多くのたぬき絵作品を出版されていますが、今回の作品は何冊目ですか?また出版のきっかけは?

今回で4冊目になります。きっかけは、平成16年に山形県で私の「狸の江戸参府紀行」展が開催されることになって、初めて山形の地を踏むことになりました。
初めて見る山形の風景は、何もかも新鮮で感動の連続でした。私の中で永遠のテーマである「おくのほそ道」を描きたいという気持ちが、フツフツと沸いてきましたが、金銭的な面で厳しく、諦めムードでした。
photo_0028_02長崎に戻って、周囲の人に話をしてみたら、支援金を募ってみようということになり、私の不安とは逆に、全国からたくさんの支援をしていただきました。ただ感謝感謝の一言です。それで今回の出版となりました。

そもそもたぬき絵を描かれるようになったのは何故ですか?

自分でもはっきりは覚えていませんが、長崎のことが大好きでしたので、全くの我流ですが、描いてみたかったのです。かっぱ絵で知られている清水昆さんの影響もあり、私はたぬき絵で!というところでしょうか。(笑)

photo_0028_03今回の作品の中で、苦労されたところは?

全部で140枚ほど描いたのですが、やはり、アングル的に苦手な場所もあり、その時は、1ヶ月くらいスランプに陥りましたよ。

この本は販売されていますか?

はい、好文堂書店、もしくは堤けんじ(長崎市諏訪町6番21号(永井ビル2階)電話095-821-9859)までご連絡ください。

今後のご予定は?

まだ、ぼんやりとですが、宮崎康平さんの「幻の邪馬台国」を題材に描いてみたいですね。

 ポンちゃんポン子ちゃんの旅は、まだまだ続きそうですね。次は、邪馬台国かな?次回作も楽しみにしています。